ハイブリッド車はガソリン代が安いからお得?という大いなる勘違い
2018年03月25日 [ お得 ガソリン代 ハイブリッド 勘違い ]
同じ車種のエンジン車との価格差はガソリン代ではペイできない
同じ自動車の量販モデルで、
ガソリンエンジン車とハイブリッド車が設定されている場合、
「ハイブリッド車を選べば価格差をガソリン代でペイできる」
と考えてクルマを選ぶのは意味がない、
という指摘が有ります。
販売車両の価格差を考慮すれば、
燃料代でその差を埋めるには、
かなりの距離を走る必要があるのは事実で、
「ハイブリッドカーがオトクというのは大きな勘違いだ」
と指摘すること自体は間違ってはいないようです。
今どきはガソリンエンジン車の燃費も優秀で、
年間5000km程度の走行であれば、
燃料代で大きな差は生まれづらい事も事実です。
しかし、実際、
クルマの損得に関わる要素は燃料代だけでは有りません、
そもそもハイブリッド車とガソリンエンジン車は
そのパフォーマンスが異なるケースが少なく有りません。
例えば、
ホンダ・フィットでいえば、
量販グレードのガソリンエンジンは1.3リッターで、
ハイブリッドは1.5リッター+モーターとなっています。
1.3リッターエンジンの最高出力は100馬力、
対してハイブリッドのシステム最高出力は137馬力。
つまり、ハイブリッド車は
走りの余裕も実現している上に、
燃費性能も優れているのであって、
単なる燃費スペシャルでは無いのです。
これはガソリンエンジンに例えれば、
1.3リッターと1.6リッターの違い
ともいえるほどパフォーマンスは異なります。
仮に、エンジン車でこれだけ排気量が異なるのであれば、
車両の価格差は当然ですし、
それを以って
「損だ、得だ」
と指摘すること自体がナンセンスとさえいえます。
さらにいえば、下取りを考えた場合
同じような車のコンディションであれば
ハイブリッド車の方が買取価格はかなり高めの傾向にあります。
残価設定ローンなどで比較すると解りますが、
5年後の残価を考えると
新車価格におけるハイブリッドの価格差は
結果的にオトクに感じることになるはずです。
また新車購入時などの減税でもメリットがあり、
しかもパフォーマンスに余裕があり、
燃費にも優れ、
さらに買取時の値落ちも少ない
のが、ハイブリッドカーである。
購入から手放すときまでを考えると、
ハイブリッドカーを選ぶのはかなり合理的と言えるでしょう。
また、長く大事に乗ったときにもハイブリッド車のメリットは出てきます。
平成31年3月31日まで適用される、
現時点での
「自動車税のグリーン化特例」
のルール下では、
13年超のガソリン車はおおむね15%の増税(いわゆる旧車増税)
となってしまいますが、
ガソリンハイブリッドカーは重課の適用外となっています。
こんなところにもハイブリッドカーのメリットはあったりするのです。
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