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GW、登山やキャンプ ヤマビルやマダニにご注意を 被害報告 相次ぐ

2018年05月01日 [ GW キャンプ ゴールデンウィーク マダニ ヤマビル 登山 被害 ]

GWを迎え
登山や、キャンプを計画している方も
少なくないと思いますが、
ここにきて、
人の体に付着して血液を吸う
ヤマビルやマダニの被害報告が
群馬県林業試験場に相次いでいます。

付着すると出血したり、
重篤な病気につながったりする例もあり、
大型連休が始まり、
登山やキャンプなど
野外で過ごす人も増えることから、
同試験場は注意を促し、
虫よけスプレーを使用するなどの
対策を呼び掛けています。
◎マダニは手でつまむと危険 
 ヤマビルの体長は数ミリ〜10センチ。
 体温や呼気に反応し、
 足元から上ったり、
 木から落ちたりして
 人体に付着します。
 吸血されると出血が止まらず、
 発熱や目まいなどの
 症状が出る例もあります。 


試験場によると
この10年で
生息域が1.3倍以上に拡大し、
生息密度も高まっている。
特に安中市や中之条町、
下仁田町の山間部で注意が必要という。 
マダニは草木の葉先に隠れて
人体に付着するケースが多く、
体長が1ミリ〜1センチ程度と小さいので、
頭や手足に付着しても
気付きにくいため、
定期的なチェックが必要です。
さまざまなウイルスを媒介し、
日本紅斑熱(こうはんねつ)や
ツツガムシ病、
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)など
重篤な病気を発症して
死亡する例もあります。 
ヤマビルとともに
被害報告が相次ぎ、
同県内では局所的に
大量発生している場所もあるといいます。
いずれも
気温の上昇に合わせて
行動が活発になります。
林間や草むらに生息しており、
登山途中の休憩などでは
特に注意が必要です。 
ヤマビルが付着した場合は
手でつまんで取り除くことが可能だが、
吸血中のマダニを自分で取ると
皮膚内に口の部分が残って
炎症や化膿(かのう)の原因になるため、
医療機関の受診が推奨されています。 
獣医師で
同試験場主任研究員の坂庭浩之さんは、
野生生物の増加が
生息域の拡大につながっている
と指摘。
被害予防には
昆虫などを忌避する化合物
「ディート」を含む虫よけスプレーが
効果的だとする。 
坂庭さんは
肌を露出しない服装も重要
とした上で、
「正しい知識で正しく予防と対処をし、
 安全にレジャーを楽しんでほしい」
と話している。


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