老化防止にウォーキングは大股速歩で筋力アップ、歩幅は広くが原則!
2018年08月26日 [ ウォーキング 歩幅 老化防止 速歩 ]年齢と共に人は老化します。
勿論それが自然の摂理で、
個人差はあっても誰しも避けようのない事です。
しかし、老化の速度を遅くすることはできます。
最近色々な方法や、サプリメントなどが
テレビの通販番組で紹介されていますが、
今日、お伝えするのは
多分一番お金のかからない方法、
『ウォーキングによる老化防止』
についてお話ししようと思います。
そもそも、人間足腰が弱くなると、
まず、家から出かけるのが億劫になります。
そうしている内に、
最初は先方から訪ねてくれた人も来なくなり
人との接点が無くなります、
そうなると人と話さなくなり、
どんどんと老化の速度が速くなります、
そう考えると足腰がしっかりしていることが、
老化防止の第一条件とも言えます。
では、足腰の筋力を保つためには
どうすれば良いのでしょう?
例えば大股でいつもより早く歩いてみる
「速歩」
は通勤や、買い物、散歩のときなどに
手軽にできる健康法です。
「マラソンやジョギングには体力的に自信がない」
「運動する時間をとれない」
と言う人であっても、
一日中歩かない
と言う人はいないはずです。
無理せず自分のペースで
歩くときに心がければいいだけです。
特にシニアの方には、
足腰の筋力維持だけに留まらず
認知症の予防にも効果があることが
研究調査で明らかになってきました。
ただ、『速歩』をするときに
心がけるポイントがあります。
それは、
「歩調(テンポ)」を上げるのではなく
「歩幅」を広くすること。
東京都健康長寿医療センター研究所の
研究員、谷口優医学博士は、
歩き方の工夫で、
多くの人がすぐにでも始められる
と勧めています。
目標とする歩幅は、凡そ65センチ。
中高年になると筋力の衰えと
脳機能が歩幅の広さに影響すると言います。
「横断歩道の横線を
跨ぐようなイメージで歩くのが理想」
と前出の谷口博士が仰ってます。
人其々体格や運動能力が違うので、
横線を超えるのが難しいと思ったら、
無理をする必要はありません、
横線はあくまでも目安です。
大切なポイントは姿勢です。
(1)まず、肘は自然に曲げ、
腕を後ろには大きく、
前には小さく降る
(2)足は、膝を伸ばし
踵から着地する。
(3)お尻の筋肉を持ち上げて
背筋を伸ばす。
歩幅と姿勢がしっかり揃えば、
速度は自然と早くなります。
普通のウォーキングと比較して、
依り、足腰の筋肉が鍛えられます。
それが出来れば
更に視線をなるべく前方に保って、
おへその下に力を入れるよう意識します。
手を当てて筋肉が硬くなっていれば、
綺麗な歩き方になっているでしょう。
反対に、悪い歩き方は、
「猫背で視線を下に落とす
いわゆるトボトボ歩き。」
谷口博士云う所の
「ビジネス街でよく見かける
帰宅途中の疲れた会社員の姿」
だそうですので気を付けましょう。
日頃から正しい姿勢、
正しい歩き方を心がけ、
単なる寿命では無く
健康寿命を延ばしてください。
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