紫外線が強くなる季節、気になるお肌の老化、原因と防ぐ方法はある?
2018年04月17日 [ お肌 原因 紫外線 老化 防ぐ ]新年度に入って、
気温の変化が激しくなっています。
それに伴って、
肌が受けるダメージも増加中、
勘違いしがちですが
特に、紫外線は実は7月8月よりも、
これからの
ゴールデンウィークから6月にかけてが
最も強いともいわれています。
”紫外線”には、A,B、Cがあります。
「紫外線のA,B、C・・・なんですか?、それ・・・」
実は、紫外線には、A波、B波、C波という3つの波が
あるのです。
あなたは、この事実を知っていましたか?
たぶん、知っている人は少ないと思います。
では、紫外線のA波とは、何なのでしょうか?
紫外線の”A波”とは、
紫外線の95%を占めるものなのです。
この”A波”は、波長が長いので、
肌の皮膚の奥深くまで到達してしまいます。
ただ、エネルギーの量は弱いので、
すぐに影響を与えることはありません。
ですから、日焼けによって
肌が赤くなったり、
黒くなったりするものではないのですが、
雲やガラスも通過してしまう波長なので、
皮膚の奥深くの真皮まで影響を与えてしまいます。
じわじわと、
ゆっくりと影響を与えていくものなのです。
なので、
知らず知らずのうちに影響を与えていくので、
気付いたときには、時既に遅し・・・・
と、いう状況になってしまうのです。
皮膚の真皮にダメージを起こすということは、
どういう症状になるかわかりますか?
ちょっと、考えてみてくださいね。
ズバリ・・・
”しわ”になったり、”たるみ”になったり、
シミ・そばかすの原因になってしまうのです。
美肌には、大敵だと言うことです。
次に、
紫外線の”B波”とは、
どういうものなのでしょうか?
このB波が、
日焼けで、肌を赤くしたり、黒くしたりする
波長の短く、エネルギーの高い紫外線です。
長時間、B波に当たっていると、
皮膚がやけど状態になって
水ぶくれになってしまうこともあるので、
注意が必要です。
女の人で、
暑いからといって、
ノースリーブや半袖、胸の開いた
服を着ている人で、
夕方に
すごく肌が赤くなっている人を見ることがあると思います。
これは、短時間外にいただけなので
大丈夫だと思ったのでしょうが、
エネルギーが高く、
あっと言う間の短時間に、肌に影響を与えるので
夕方になって初めて気付くことになるのです。
鼻の頭とか、頬のところも真っ赤になることが多く、
2、3日は、赤みがとれないので、
ちょっと恥かしいことになります。
更に、C波はどうでしょうか?
C波はB波よりもっと短い波長の紫外線です。
ですから、
C波は、もっともっとエネルギーが高く、
とても、危険な紫外線です。
「それじゃあC波を浴びたら、
一瞬で焦げちゃいそうですよね・・・・?」
そうですよね・・・
でも、それでは
地球上で生きていられないと言う事になってしまいます。
でも、私たちは生きています。
なぜでしょう・・・・???
それは、・・・・
オゾン層があるからなのです。
波長が短いものほど、障害物に弱くなります。
地球のまわりは、
オゾン層が取り巻いているので、
この層によって波長の短い紫外線は、
あなたに届かなくなるのです。
しかし、フロンガスの影響で、
このオゾン層が破壊され、
オゾンホールというものが問題になりました。
なぜ、このオゾン層が破壊されると
大変なことになるのか、
これで、わかってもらえたでしょうか。
エネルギーが大きいため、
日焼けの影響が大きくなるだけでなく
皮膚の染色体にも影響を及ぼし、
ガンにもなりやすくなるのです。
だから、みんな
このオゾンホールを問題にしていたんです!
では、
そんな紫外線から肌を守る対策法を紹介していきたいと思います。
まず、注意しないといけないのが、
紫外線が多く降り注ぐ季節です。
季節は4~9月で、
よく晴れた日は要注意です。
そして、時間帯は、
午前10時~午後2時くらいまでの間は
特に気をつける必要があります。
真夏より、その前の季節(5~6月)の方が、
予想以上に紫外線が強いので、
気をつけてくださいね。
その紫外線から肌を守るには、
どんな方法があると思いますか?
女の人で、気にする人は、
紫外線を完全防備しているので、
その姿を思い出すとわかるかもしれません。
まずは、日傘ですね。
それと
身につけるものでは、
帽子や長そでのものです。
薄い色より、濃い色の方が、
紫外線をシャットアウトできます。
だけど、真夏の暑い日に、
長そでに濃い色のシャツって、とても
暑苦しいですよね。
ということで、登場するのが、
日焼け止めです。
この日焼け止めは、
てっとり早く、日傘などを差す習慣のない
男性にとっても、
紫外線予防できるものになります。
ここで大切なのは、
日焼け止めも2種類あるってことです。
「日焼け止めって、種類があるんですか?」
あるのです!
ここを理解してほしいのです!!!
さっき、紫外線には、
A、B、Cの3つあるというお話をしました。
この中のCについては、
オゾン層で、ほとんどブロックされて
あなたには届きませんので、
対策を行うのは、A波とB波です。
このA波とB波は、
紫外線の波長が違うので、
日焼け止めも、
A波用とB波用の2種類あるのです。
ここ間違っちゃダメですよ!
日焼け止めを買う時に、
見てほしいのですが、
まずは、B波の予防をする機能を、
「SPF」と言います。
SPFとは、Sun Protection Factorの略で、
紫外線のB波をカットする機能です。
日焼けで、
肌が赤くなり始める時間がどのくらいかご存知ですか?
30分くらい?
1時間くらい?
その間の45分くらい?
正解は、『約20分』なのです!
20分、太陽光線を浴びると、
日焼けするんですよ!
この時間は、覚えておいても損はないと思います。
ですから、油断すると、
気付いたときには、
肌が真っ赤になってしまっているのです。
そして、日焼け止めは
この日焼け時間である「20分」を元に
SPF1として、基準にしています。
日焼け止めを買うときに見てほしいのですが、
『SPF30』
と日焼け止めに書いてあったら、
20分×30倍で、
約10時間、
日焼けから肌を守ることができる
ということなのです。
・日常生活では、SPF20
・屋外でのスポーツやレジャーでは、SPF30
・海や山でのスポーツでは、SPF50
こんな目安で使ってほしいのですが、
もう1つ注意が必要なのです。
SPF30の日焼け止めを塗っているから、
今日1日大丈夫だ!
と、思っていると、
家に帰ってかなり日焼けしてしまっている
ことがあります。
それは、なぜでしょう???
商品が不良品だから・・・では、ありませんよ(笑)。
それは、なぜかと言うと・・・
「汗で流れてしまっている」
ことに気づいていないときなのです。
ですから、
汗をかいたときは、
こまめに日焼け止めをぬることが
必要なのです。
これ、かなり重要なポイントなのです。
では、紫外線のA波を防ぐには?
最近よくSPF値の他に、
PFAと言う言葉を耳にされると思います。
これは、
SPF値が紫外線B波を防止する効果の指標に対し、
紫外線A波を防止する効果の指標です。
日焼け止めを塗り地肌が黒くなるまでの時間を、
何も塗らないで地肌が黒くなるまでの時間で割って
導き出された数値で、
SPF値と併記することになっています。
PFA値は次の3段階に分かれています。
PFA値2~4(PA+=防止効果がある)、
PFA値4~8(PA++=防止効果がかなりある)、
PFA値8~(PA+++=防止効果が非常にある)
例えば逆算で
紫外線A波を浴びて10分後に地肌が黒くなる人の場合、
PFA値2~4(PA+)の日焼け止めを塗ると、
紫外線A波を20分から40分浴びた後、
サンタンになる計算になります。
ならば、PFA値が大きい物を塗れば
長時間、紫外線を浴びていてもOKでしょうか?
紫外線だけで考えれば
それでいいのかもしれませんが、
PFA値が大きいと言う事は
即ち肌への負担も大きい
と言う事を覚えておいて下さい。
PFA値が大きい物を付けるより、
小さい物で
こまめに塗りなおす事の方が
肌への負担は軽減されます。
もしくは、
薬用クリームを肌に塗った上で
PFA値の高い日焼け止めを塗る
と言った、
工夫をしてみるのも良いでしょう。
大体、人の肌の表皮の中には
メラノサイト(色素形成細胞)があり、
紫外線が肌に当たると、
紫外線が肌に影響を与えようとしている
との指令がメラノサイトに伝わり、
メラニン色素が生成されます。
メラニン色素は
紫外線を吸収し肌を守る働きがあり、
約1ヶ月の皮膚サイクルによって
メラニン色素が消えていきますが、
消えないうちに繰り返すことにより、
シミ・ソバカスとして残ってしまいます。
そして、更に肌の老化、たるみに繋がって行きます。
紫外線に当たったら
十分に肌を休ませる事が必要となって来るのです。
紫外線を浴びない事も大切なのですが、
日常生活で100%浴びないことは不可能です。
そこで、日々のケアが必要なのですが、
特に長時間浴びてしまった時などは、
火傷と同じですから、まず水分を補給する事、
例えば、
キュウリパックなんかは意外と効果があります。
キュウリ自体はほぼ水分なんですが
ほてりを抑える効果や、
肌の引き締めや、むくみにも効果があります。
更に、蜂蜜を加える事で
保湿効果も生まれますから日焼け後には良いでしょう。
キュウリは
100円ショップとかで売っている安物で十分です。
これから、ゴールデンウィークを迎え
海や山へ出かけると紫外線を浴びる機会が増えます。
十分にケアをして老化を防いで下さい。
▶
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