あなたの足は浮腫んでいるのか?太っているのか?見分ける方法
2018年04月18日 [ 方法 浮腫み 見分ける 足 ]今回は浮腫み(むくみ)についてお話ししようと思います。
と言うのも、
女優さんでも、特にロケの時など、
「足が浮腫んでしまう」
と言う人は少なくありません。
その為に
小道具の靴も同じ靴で2サイズ用意するなんて事もあるくらいです。
毎日夕方になると
靴がきつくなるほどパンパンに浮腫んでいる脚・・・
辛いですよね。
こんなに足が太かったっけ?
と言うショックもさることながら、
歩くのが辛いくらいに足がだるい、なんていうのは耐え難いですね
それでは、
いったいなぜ脚は浮腫んでしまうのでしょうか?
そもそも浮腫み(むくみ)と言うのは、
体内の組織など血管の外に、
血しょう成分(余分な水分)が
溜まってしまった状態のことを言います。
血しょう成分とは
血液中の成分の一種で、
血液が運んできた栄養分や酸素を
腎臓や肺などの組織に運んでいるのですが、
その仕事を終えた血しょう成分は、
通常であれば血液に戻ります。
ところが、何らかの原因で
その血しょう成分が血管に戻らないまま、
過剰に溜まってしまうことがあります。
そして、浮腫み(むくみ)を
引き起こしてしまうのです。
本来ならばあってはいけない余分な水分が、
血管の外にずっと溜まっている状態。
それが「浮腫み(むくみ)」です。
でも、そうやって
脚がむくんでしまうのは、
人間の体の構造上しかたがないことでもあります。
というのも、
遠い昔に人間が
4本足から2本足で立って歩くようになった時から、
「人間と浮腫みは
切っても切れない仲になった」
と言われています。
つまり、
4本足で行動するのと
2本足で行動するのとでは、
見ればわかるように
心臓と下半身の距離が違ってくるんですよね。
当然、直立姿勢の方が下半身は心臓から遠くなっています。
そのため、
汚れた血液を心臓に送り返して
浄化させる静脈の負担が大きくなり、
その為、血行が悪くなりやすくなり、
むくみが生じやすくなる。
というわけです。
人間の体内で古くなった水分は、
静脈によって吸い上げられ、
汗や尿の形で排出されています。
しかし、浮腫みは
その老廃物がそのまま
そこに溜まってしまっている状態なのですから、
これが体に良いわけはありません。
脚がむくみやすい職業といえば、
真っ先に立ちっぱなしの接客業を思い浮かべますが、
実は座りっぱなしのデスクワークでも
脚はとても浮腫みやすいのです。
理由は、
一定の姿勢を長時間続けていて、
あまり動かないから。
体内では水分を交換する力よりも、
重力の方が強く働いてしまいます。
このため、
重力に引っ張られて
脚の細胞の方に不要な水分が溜まってしまうのです。
そう考えると、
普段から歩くのが嫌いだったり、
ゴロゴロするばかりで
あまり動かない人や運動不足の人も、
浮腫みには要注意ですね!
自分では気づいていなくても、
下半身が浮腫んでいる可能性は高いです。
「下半身太りかと思っていたら、
下半身に脂肪がついていたんじゃなくて、
浮腫んでいるだけだった!」
というパターンも
よく耳にする話です。
あなたは大丈夫ですか?
下半身を細くしたくてダイエットしたら、
浮腫みがひどくなって
余計に太くなってしまったなんて、
泣くに泣けないです。
下半身太りで悩んでいる人は、
「もしかしたら浮腫んでいるのかもしれない」
とまずは疑ってみましょう。
でも、
「じゃあ、自分がむくんでいるのかどうか
どうやって調べたらいいの?」
って思いますよね。
実はあります。
その方法が。
- 床に座って体育座りをして
すねの骨の部分を推して凹みがすぐに戻らない - 靴下の痕がなかなか消えない
- 夕方になると靴がきつくなる
- かかとのアキレス腱がくっきりと見えない、
- 足の甲が膨らんでいる
- 屈伸をすると違和感がある
- 足がだるい、冷たく感じる
以上の項目が一つでも当てはまると
足が浮腫んでいる可能性大ですよ。
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