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睡眠の環境を見直して生活習慣病を予防、健康寿命を延伸する方法!

2018年04月29日 [ 予防 健康寿命 環境 生活習慣病 睡眠 ]

皆さんしっかり睡眠摂れてますか?
睡眠は“心身の健康”と言われています。
過去の疫学研究などでは、
7時間前後の睡眠時間が死亡リスクを低くし、
ぐっすり眠ることで、
生活習慣病、
心筋梗塞や脳卒中などのリスクも下がる
と報告されています。

「睡眠は、疲れた脳や体を休ませ、
 心神のストレスを解消する、
 脳に入ってきた情報を
 整理して記憶にとどめる、
 免疫猟区を維持する
 等、
 体と心の健康において
 大切なヤクッ割をはたしています。
 眠ることをおろそかにすると、
 健康を害するのです」

これは睡眠と脳の関係について長年研究している、
NPO法人、日本ブレインヘルス協会の
古賀良彦理事長(杏林大学名誉教授)の言葉ですが、

「寝つきが悪い、あるは、
 夜中に何度も起きる
 と言うような事が続くと、
 高血圧や糖尿病の発症リスクは
 約2倍になります。
 既に生活習慣病の人は、
 悪化させると考えて頂きたい。
 睡眠は時間の長さと質が大切です」

とは言え、
ぐっすり眠りたくても、
仕事などでストレスを抱えていると、
布団に入っても
怒りや不満などが思い起こされ
眠れない事があります。
真っ暗な部屋の中で、
イライラした気持ちがつのり、
枕元のスマートフォンで
気を紛らわそうとすると、
益々眠れなくなる。

 ストレスで眠れない時は、
真っ暗な部屋とスマホは逆効果となります。
「脳の仕組みとして、
 真っ暗な部屋では不安がつのるのです。
 足元を照らすような
 ほのかな明かりがあった方が、
 心は落ち着きます。
 また、寝る前にスマホを操作すると、
 光の刺激で
 中途覚醒しやすくなるので止めましょう」

そして、ほのかな明かりに中で
「今、解決できない事は忘れよう」
と意識すると良いでしょう。

 さらに、寝る前に椅子に座り、
普通に息を吸い、
ゆっくり息を吐く
と言った呼吸法も役立ちます。
息を吸い過ぎないのがコツです。
吐くときには、
吸う時の倍の時間をかけるようにしましょう。
これを繰り返すことで、
気持ちが落ち着きやすくなるといます。
また、寝るために環境を整える事も大切です。

「環境を整え、
 自分で布団に入る前の入眠儀式を決め、
 習慣化すると眠りやすくなります。
 歯を磨く、パジャマを着る、
 部屋の明かりを消して
 ほのかな明かりに変えてベッドへ。
 これを毎日繰り返すことで、
 入眠儀式として定着するでしょう」

但し、睡眠環境を整えても、
よく眠れない状態が続くときには
迷わず医療機関で受診しましょう。
理由は、うつ病など
病気が潜んでいる可能性があるからです。

「過去1~2か月を振り返り、
 寝付くまでに2時間以上、
 週2回以上続く場合は受信をお勧めします。
 睡眠は、脳と体の健康のために重要なので、
 食事、運動と共に、
 見直しましょう」

睡眠環境を見直すことは、
健康寿命を伸ばすことに直結します。


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