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食生活で出来る栄養不足にならないための調理法に関する疑問

2018年04月10日 [ 不足 栄養 疑問 調理法 食生活 ]

食生活についての疑問は耐えることがありません。

特に、ダイエットに関する嘘と本当は区別がつきにくく、
本当だと信じていたものも、

「意外と間違っていた」

なんてことがあとから分かることも多々あります。
自社の商品を売りたい業者が
平気で嘘の情報を流す事さえあります。
今回は
「調理法」
という部分に絞って、
あなたが本当に健康的にスタイルを保つ方法を
探っていきたいと思います。

早速ですが、あなたは自炊していますか?
実家であれば、お母さんまかせ?
もしくはあなた自身がお母さん?
それとも外食が中心の食生活?

食事を作るというのは、
あなたの更に、あなたの家族の
健康を左右する大切なこと。

栄養を最も摂取できる食べ方をしている人は
意外に少ないのです。

まずこんな疑問から。
★疑問:
熱を加えると栄養素が少なくなってしまう?

☆答え:
これは世の奥様が一番悩むこと。

なんだか火が入ると良くないなんて噂を聞いたけど
かといって、生野菜ばかりを食べるなんてこともできないし、
一体どうしたらいいの?

と。

その悩み、解決しましょう。

そもそも火を通すことが栄養を壊してしまうというのは

『嘘』です。

茹でたりすることで栄養素が減ってしまうのは、
ゆで汁に栄養素が逃げただけのこと!

つまり、栄養は「水分」に弱いのです。

だから、野菜はスープとして食べれば水に流れた栄養素だって
まるまる体に摂取することができるのです。

また、温野菜として蒸してやれば溶けだす栄養素は最小限で済みます。

そもそも
野菜に多く含まれるビタミンCやカリウム、ビタミンB群は
水溶性の栄養素ですから、
水に溶け出しやすいのです。

よく水で綺麗に野菜を洗いたいために、
「水にさらしっぱなし」の人がいますが
これも間違っています。

特に、
切った野菜をこのようにしてしまうと
せっかくの栄養素が切り口から溶けだし
半分以下になってしまうことも!

それはもったいないと思いませんか?

野菜を洗うのであれば。
切る前に丸ごと洗うのが基本です!

特に葉ものの野菜は、
切ったりちぎったりしてから洗ってしまいがちですから、
要注意ですよ。

これらの「野菜の栄養が逃げる」については
こんな疑問も

★疑問:
切り方によって野菜の栄養は変わるのか?

☆答え:
はい、変わります!
意外だと思いませんか?

野菜の栄養は、先ほども述べたように
水に触れることで栄養素が抜けやすくなってしまいます。

さらには空気に触れることも同じです。
水に溶けない分、酸化してしまうのです。

ですから、
野菜の断面が
空気にたくさん触れれば触れるほど
栄養は少なくなってしまうということですね。

細かく切るのは仕方のないこと。

ですから気をつけなくてはいけないのは、
サラダや大根おろしなどは
食べる直前に調理すること。

そうすれば、
栄養をなるべく逃がさずに
体に摂取することができますよね。

更に、
繊維にそって切るか
繊維に逆らって切るか
でも違いが出ます。

玉ねぎや、
ピーマンなど比較的線維の方向が判り易い野菜は
繊維に沿って切ってやると細胞を破壊しにくいので
栄養素が逃げるのを防いでくれます

最後に旬に関する疑問です。

★疑問:
旬のものを食べると体にいいと言いますが
それは本当?

☆答え:
本当です。

なんとなく栄養価なんて一年中同じでしょうと
思ってしまいますよね。

特に、技術も進歩した今はあまり野菜などに
季節性を気にするようなことが少なくなりました。

旬の物には、
その季節に人が必要としている栄養もたくさん含んでいるのです。

本来野菜は、
決まった季節にしかできないものです。

その時に、一番栄養を持っているのは当たり前。

夏野菜が年中あったとしても、
もっとも太陽を浴びて育ったものの方が、
ハウスで作られたものよりも栄養価が高いに決まっています。

トマトなどは昔は
「赤くなると医者が青くなる」
とまで言われたほどです。

また夏野菜は体を冷やす働きがあったり、
汗をたくさんかくために水分が多い物が多かったりと
ちゃんと意味を持っているのですよ。

季節の野菜を理解して、
正しく美味しくいただきましょう!


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