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よくあるクルマの誤解3選、間違っている世間一般の認識とは?

2018年03月25日 [ クルマ 一般 誤解 ]

進化していても数十年前のイメージが払拭できていないことも

1)「スポーツカー=速い」はナンセンス

スポーツカーの定義には様々な物があります、
スポーツカーに求められる要素にもさまざまなものがありますが、
多くのスポーツカー好きの共通認識からすると、
ただ「速い」問う事に関しての重要度はあまり高くありません。

最高速度や最高出力、
0-100km/h加速タイムなどは
平凡かそれ以下でも、
運転する楽しさや官能的なサウンド、
流麗なスタイリングがあればスポーツカーとして認識されるようです。

勿論、スーパーカーの場合は
「速さ」は絶対条件として、
その時代のトップクラスのレベルが求められますが、
スポーツカーの場合はさにあらず。

遅いよりは速いに越したことはないものの、
あくまでも越した事はないレベル!
絶対的な速さは二の次とする意見が多数派のようです。

例に挙げるなら
マツダのロードスターは
「速さ」以外の要素で
スポーツカーとしての人気を不動のものにしている
典型的な存在です。

動力性能や加速性能はそれほど高くはありませんが、
人馬一体感が得られるハンドリングやスタイリングなど、
「速さ」以外の部分で
世界中のスポーツカーマニアから
傑作スポーツカーと高く評価されています。
他にもホンダS660やトヨタ/スバル86/BRZ、

外車ではロータス・エリーゼなどにも同様のことが言えます。

逆に、動力性能が高いだけの
直線番長的なクルマはスポーツカーとして認められない場合が多いようです。

2)「アメ車=ガソリン垂れ流し」じゃない

アメ車というと、
無駄な巨体に無駄な大排気量エンジンを積むため
燃費は極悪。
ガソリンは垂れ流しのように消費するクルマ
というイメージが抱かれがちです。

実際、
「ガソリンは水より安い」
と言われた時代のアメリカでは
燃費など眼中にないようなクルマが多かったのも事実です、
しかし、現在のアメ車全体を見ると
イメージするほど燃費は悪くはないのも事実です。

排気量8リッターのV10を積む
ダッジ・バイパーやラムトラックなどの燃費はさすがに極悪レベルですが、
もう少し一般的な
フルサイズのセダンやSUVなどは、
競合する日欧車と比べても
燃費は決して悪くないか、むしろ良い場合さえあります。

たとえば
フルサイズ級のSUVで見ても、
キャデラック・エスカレードや
リンカーン・ナビゲーターなどは
排気量は6リッター、車重は2.5トン以上にもなる巨体ながら、
街乗りでも燃費は
リッター4〜5km/L程度、
高速巡航なら7〜8km/L程度は走るので、
レンジローバーやランドクルーザーあたりと同等。
日本ではレギュラーガソリンに対応することを考えると、
むしろ経済的とも考えられます。

古めのモデルの例を挙げると、
日本ではLサイズのミニバンに位置付けられる
シボレー・アストロも
街乗り燃費はリッター5〜6km/L、
高速巡航ではフタ桁燃費を記録することもできたので、
同時代の競合ミニバンと比べても特に燃費が悪かったわけでは有りません。

最新モデルでも、
全長5mを超える
フルサイズ級セダンのキャデラックCT6は
街乗りで7〜8m/L、
高速巡航で12〜13m/L程度の燃費は普通に記録するので、
日本のクラウンあたりと変わらなかったりします
(但し、ハイブリッドではない純ガソリンエンジンのクラウン)。

3)「ミニバン=走りがダメ」じゃない

車重が大きくて重心が高い
など、運動性能面で不利な条件が重なるミニバンは
確かに走りが良くないものが多かったのです。
ミニバンの運転からは楽しさは感じられず、
ミニバンの運転席は、
移動中の会話の輪からも外れ、
単なる移動のためだけの
運転作業を強いられるハズレ席として認識されてきました。

しかし、それはすでに昔の話。
90年代にセダンのアコードをベースとした
ホンダ・オデッセイが登場してからは
「ミニバンでも走りが悪くない」
と評価できるモデルが徐々に増え始め、
今では運転するのが億劫になるようなミニバンは
ほぼなくなったといえそうです。

勿論、
スポーツカーなどには及びませんが、
クルマ好きの人が乗っても
「これなら許せる」
「積極的に楽しい」
と思えるミニバンが激増しているのは間違いありません。

クルマの性格上、
ファン・トゥ・ドライブ性は二の次としてきた
アルファード/ヴェルファイアでも
現行モデルはリヤサスが
従来のトーションビーム式から
ダブルウイッシュボーン式となり、
足回りの性能が激変。

セレナやノア・ヴォクシー、
ステップワゴンなどにも
ワークスチューンのスポーツモデルが展開され、
一流のレーシングドライバーたちから
高く評価されているなど、
もはや「ミニバン=走りがダメ」
は遠い過去の話になりつつあるようだ!


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