初めての登山は良いけれど、初心者はどんなシューズを選べばいいの?
2018年05月16日 [ 初めて 初心者 登山 登山靴 ]最近、山で
結構、年輩の方を見かける機会が多くなりました
更には女性の登山客も増え山が活気づいてますが、
これから登山を始めようと言う方、
何より大切なのは、
靴選びです、
これを間違うと、
楽しいはずの登山が
ただ苦しいだけにもなりかねません
と言う事で、
今回は靴の選び方を書いてみます、
目次
登山靴の選び方⓵:サイズ
まずはやはりサイズが基本になります
登山靴のジャストフィットは、
踵をつけて
足首をしっかり固定した時に
つま先に1㎝~1.5㎝程度の隙間が出来るサイズです。
但し、この隙間は
登山時に使う靴下をはいた状態での隙間で、
例えば僕の場合は通常の普段履きは25cmですが、
登山靴のサイズは26.6㎝です。
登山用のグッズを扱う専門店では
試着用の靴下を貸してくれますから、
靴下を履き替えたうえで
フィッティングしてください。
サイズ選びの注意点①:隙間は1cm前後。大きすぎても小さすぎてもNG
つま先の隙間の意味は
下りでつま先を傷めないためです。
登りでは重心が後ろにかかります、
その為に登山靴を足は
常にかかと部分で触れる事になります。
逆に下りでは
重心が前になるので
常につま先が靴にあたることになります。
登山はちょっと特殊で、
この、登りだけと下りだけが
長時間得rんぞくする運動になるため
普段以上の負荷が足にかかります。
特につま先は面積が狭く
一転に集中して負荷がかかるので
痛みが出やすい箇所になります。
その為、
登山靴を選ぶ時は
ある程度隙間をあけて
下りでつま先を傷めないようにするのです。
隙間が小さすぎる場合は、
つま先を傷めやすくなるのでダメですが、
隙間が大きすぎる場合も
逆に靴の中で足がずれやすくなり、
無意識でバランスを保つために
疲労がたまりやすくなり、
また、靴擦れやマメが出来る原因にもなるため
NGです。
隙間は1cm~1.5㎝位が最適です。
サイズ選びの注意点⓶:必ず登山用靴下を履く
前の所でも書きましたが、
登山靴のサイズ選びの注意点は、
必ず厚手の登山用の靴下を着用して
試着することです。
登山用の靴下は
特殊な編み方をした生地で
疲労を軽減したり
保温性や、
着地の衝撃を和らげる
等の機能のために
通常の靴下よりも
かなり厚手に出来ています。
そのため、
普通の靴下と登山用靴下で
其々ジャストフィットの靴のサイズが
少し異なります。
なお、登山用品ショップでは
登山靴の試着の際に
登山用靴下を貸してくれるので
持参する必要はありません。
ただし、実際に登山に行くときには
登山用靴下でないと、
かなりの不快感と
影や痛みのリスクが伴いますので
必ず登山用靴下を履いてください。
サイズ選びの注意点⓷:試着する時間帯は?
よく、「靴の試着は夕方が良い」
と言われます、
その理由は
起床直後が足のサイズは最も小さく、
午後から夕方にかけて
どんどん足がむくんで大きくなるので
むくんだ大きさに合わせて購入すると
大は小を兼ねる状態になるためですが、
しかしこれは
あくまでも一般論、
登山靴の場合の試し履きは
なるべく実際に登山で、
登山靴を利用する時間に
合わせるようにしましょう
登山靴の場合は
サイズが大きすぎると
足が靴の中で動きやすくなるので
完全に浮腫んだ状態で試着すると
午前中はガバガバになってしまいます。
そんな状態で山道を歩くと
すぐに靴擦れや豆の原因になって
しかも、午後からぴったりのサイズになると、
その部分が余計に摺れて、ひどくなります。
最適な時間帯は難しいところですが、
ちょうど中間のお昼頃を狙って試着すると
大きすぎず小さすぎないサイズで
選ぶことが出来るでしょう。
登山靴の選び方⓶:メーカー別
メーカーの選び方は
「幅広な日本人の足の形にフィットする
アジアンフィット・
ジャパンフィットモデルがあるかどうか?」
が一番のポイントになります。
登山靴は
キーンやサロモン、メレルなど
欧米のメーカーと、
キャラバンやゴロー、モンベルなど
日本メーカーのモデルがあります。
日本人の足は欧米人の足と比べて
足の指の付け根の部分が幅広で、
横から見ると足の甲の部分が高くなっています。
欧米のマーカーは
欧米人の足をベースに登山靴を作り、
日本のメーカーは
日本人の足をベースに登山靴を作っています。
従って、日本のメーカーは
必ず日本人にフィットする形で販売されていますが、
欧米系のマーカーの登山靴を選ぶ場合は
日本人やアジア人にフィットする
幅広タイプがあるかどうか
を確かめてから購入するようにしましょう。
ただし、人によっては
欧米人の足の形に近い人もいるので、
まずは試着が一番です。
登山靴を選ぶ場合は、
足の長さだけでなく
幅を意識して選ぶと言う事を
憶えておきましょう。
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