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女性ドライバーに多い「激近ハンドルポジション」に潜む危険とは?

2018年04月04日 [ ドライバー ポジション 危険 女性 ]

皆さんは車を運転するときのポジションについて
考えたことはありますか?

車は便利な移動手段であるとともに、
時には凶器にもなるものです。

その車を運転する=操るためには
必然的にそれに適した姿勢
「ドライビングポジション」
と言うのが決まってきます。

スポーツで正しいフォームがある様に
運転にもドライバーの好き嫌いにかかわらず
とるべき正しいドライビングポジションが存在し
正しいドライビングポジションこそ
安全なドライビングの前提となるのです。

守ってくれるハズのエアバックの衝撃でケガをする可能性も

ときどき、ステアリングを抱きかかえるような、
妙にステアリングに接近したポジションで
運転している人を見かけますが、アレは論外。

特に、背中や肩がシートバックから離れている人は、
加速減速、
コーナリングのG変化の影響で上半身がグラグラ動くし、
クルマからのインフォメーションを
お尻と掌だけで感じることになるので、
キャッチできる情報量も半分以下になってしまいます。

これでは周囲の危険、異常を認知することや、
状況判断することにも大きな支障が出るので危険といえます。

またステアリングまでの距離が近く、
腕が曲がり過ぎていると、
適切なハンドル操作がしにくくなるのも大きな問題です。
ステアリングまでの距離が近い、
「激近ハンドル(不慣れな女性に多い)」の人は、
ステアリングを握る位置も、
ステアリング上部に集中しているケースが多くなります。
このように狭くて高い部分のステアリングを握っていると、
一度に切れる舵角の量が少なくなるので
操作が遅れがちにもなります。

逆にいえば、
ステアリングトップを握るために、
ステアリングまでの距離が近くなり、
それが「激近ハンドルポジション」の
原因のひとつになっているとも考えられる。
そしてステアリングと身体が近接しているということは、
クラッシュ時に
胸部を強打する可能性もかなり増えます。
万が一エアバッグが作動したとしても、
エアバッグの爆発力で、
肋骨や内臓を傷める可能性は避けられません。

そのほか前のめり気味になることで
目線が近くなり、
身体がホールドされていないので力みやすく、
首や肩が凝ったり腰が痛くなったり、
疲労度が増すというデメリットも出てきます。
基本的に、
1時間や2時間のドライブで、
首や肩に疲労を感じたり凝ったりするようなら、
ドライビングポジションに問題がある
と考えて間違いないでしょう。

クルマの運転席は、
ほとんどの車種に、
前後方向位置の調整、
背もたれの角度の調整、
そして座面の高さを変えるシートリフター
などの調整機能が付いている。

これらの調整機能を使いこなしていない、
使いかがわからない、
あるいは調整するのが面倒だと思って
変な姿勢で運転している人も少なくないのではないでしょうか?

とくに背の低い女性は、
座面の高さを適切にしないと
「激近ハンドルポジション」
になりやすいので気を付けましょう。

前述のシート調整に加え、
ステアリングのチルト機能(上下の調整)、
テレスコピック(前後の調整)
などの機能をフルに使って、
まずは基本のポジションをしっかり確立しましょう。

ベストポジションがよくわからない、
シートやステアリングの調整機能の使い方が
わからないという人は、
近所のディーラーなどに出かけ、
一度レクチャーを受けることをおすすめします。


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