身長を伸ばしたいならどうすればいい?牛乳を飲めばいいは嘘?本当?
2018年05月07日 [ 伸ばす 嘘 方法 本当 牛乳 身長 ]最近NBAでも
日本人の八村選手や
渡辺選手が活躍しています。
俺だってもう少し身長があれば、
なんて思ってる方も多いのでは?
ただ、
身長の高い低いは
凡そ、遺伝できますと言われています。
確かに両親のどちらかが身長が高いと
その子供も身長が高い
と言う事はあるようですが、
遺伝は重要な要素の一つではあるのですが、
それだけで決まる訳でもありません、
まず、栄養をしっかりと摂取することも
大切な要素になります。
身長を伸ばすために必要な栄養素、
よくカルシウムが一番に上げられますが
他には?
管理栄養士の方の話によると、
お子さんの身長を伸ばすために
毎日の食事に取り入れたい食品としては、
まず、身長を伸ばすためには
骨の成長が欠かせません。
その骨の成長には
多くの栄養素が関わっていて、
カルシウム(Ca)のほかにも、
タンパク質やビタミンD(VD)、
ビタミンK(VK)、
マグネシウム(Mg)や亜鉛など
骨の土台となるコラーゲンは
タンパク質からできていますし、
そのコラーゲンを硬くするのが
カルシウム、
ビタミンDは
カルシウムの吸収を助けます。
ビタミンKには、
コラーゲンと同じく骨の基質となる
オステオカルシンと言うたんぱく質の
合成を助ける働きがあります。
マグネシウムや亜鉛は
骨の強化・再生を助けるのに必要です
ビタミンDは食事からだけでなく、
日光浴により皮膚でも合成されるので、
1日30分~一時間程度の日光浴をすると良いそうです。
このように、
骨の成長には多くの栄養素が関わるため、
毎日の食事では、
主食(炭水化物)・
主菜(タンパク質)・
副采(ビタミン・ミネラル源)
を基本として、
なるべく多くの食材を取ることが大切になります。
豊富に含まれる食品例としては。
タンパク質:魚・肉・大豆・大豆製品・卵・牛乳・乳製品等
ビタミンD:鮭・さんま・しらす干し・干しシイタケなど
ビタミンK:納豆・モロヘイヤ・春菊・小松菜・ひじき・わかめ など
マグネシウム:しらす干し・わかめ・ひじき・油揚げ・納豆・ゴマ・アーモンド など
亜鉛:牡蠣・牛肉・卵黄・鶏レバー・チーズ・ゴマ・アーモンド など
一つの栄養素に偏るのでなく、
バランスよくとることが大切です。
さて、一般によく言われる
「牛乳を飲めば背が伸びる」
と言う
都市伝説にも似た説についてですが、
牛乳は200mlあたり約230㎎
と成人が摂りたい1日の量の
約1/3のカルシウムを含んでいます。
そこまで聞くと
「やっぱり牛乳を飲むと背が伸びる」
と考えがちなのですが、
反面、ビタミンDやマグネシウムなどは
あまり多く含まれていません、
ですから
『牛乳だけ飲んでいれば背が伸びる』
と言う事は無いと言う訳です
確かに牛乳も大切な栄養源ですが、
「牛乳をたくさん飲んだのに
背が伸びなかった!」
と言う人は、
牛乳にばかり偏って
他の要素を疎かにした結果
と言わざるを得ません。
更に付け加えると
運動や睡眠と言った
食事以外の要素も非常に重要です!
骨は運動など
適度な負荷がかかることで強くなり、
また、細胞の増殖を促すホルモンは、
寝ているときに多く分泌されます。
『寝る子は育つ』
はあながち迷信では無いようです!
特に小学生までは10時間、
中高生では8時間程度の
睡眠を確保することが望ましいとされ、
日々の生活習慣も大切な要素なのです。
小学生にまでスマホを買い与える事が
当たり前となり
受験受験とゲームで、
ついつい夜更かしが
習慣化してしまう事も多いでしょうが、
背を伸ばしたいと思ってるのでしたら、
ほどほどにした方がよさそうですよ。
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